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花粉症の季節です(2020年2月)


花粉症は、花粉が原因で様々な症状が生じる季節性のアレルギー疾患です。最も多いのはスギ花粉症ですが、スギ花粉症の方の8割はヒノキ花粉症も合併しています。スギ花粉は2~4月、ヒノキ花粉は4~5月頃に多く飛散します。前年の夏、特に6~7月の日照時間が長いほど多く飛ぶ傾向にあります。身体内に取り込まれると身体にとって異物である花粉を排除しようと炎症を誘発するヒスタミンやロイコトリエンといった物質が放出され、これによって、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ等の症状が生じます。
 治療は、抗ヒスタミン薬などの薬物療法、鼻づまりに効果がある鼻の空気の通りを広くするレーザー治療、原因となっているアレルゲンを少量ずつ与え続け身体に慣れさせることによりアレルギー反応を起こさないようにする減感作療法と、大きく分けると3つあります。減感作療法のなかでも口に薬を入れる舌下免疫療法は体質改善するのに有効ですが、花粉の飛んでいない時期から始める必要があります。
 症状を軽くするには、規則正しい食生活が基本です。その中でも、乳酸菌飲料やヨーグルト、食物繊維を多く含むごぼうやれんこんなどの根菜類、インゲンやバナナなどのオリゴ糖を含む食品を意識して摂り、免疫機能と関係の深い腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えることが大切です。粘膜を強くする働きのあるビタミンAを多く含むニンジンやホウレンソウなどの緑黄色野菜もしっかり摂ることをお勧めします。身体内に入る花粉を少しでも減らすために、外出時にはマスクや眼鏡、帽子の着用をしましょう。帰宅したら玄関に入る前に花粉を払い、うがいや洗顔を普段から習慣化しておいて下さい。

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