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保健師コラム

骨粗鬆症予防(2021年9月)


骨粗鬆症とは、骨量が減り骨の強度が低下することにより骨折しやすくなる病気です。身体の中の骨は生きていて、新たに作られる骨形成と溶かして壊される骨吸収を繰り返していますが、このバランスが崩れることで骨がスカスカになってきます。女性ホルモンの減少や加齢と関係があり、女性に多い病気です。痛みがないので気が付きにくく、つまずいたり、くしゃみなどのわずかな衝撃で、背骨(脊椎圧迫骨折)・手首(橈骨遠位端骨折)・太ももの付け根(大腿骨頚部骨折)などに起こりやすいと言われています。1か所骨折するとその周辺の骨にも負担がかかり、連鎖的な骨折につながりやすくなるため注意が必要です。背中が丸くなったり、身長が縮んだりするのは、身体の重みで押しつぶされる脊椎圧迫骨折による骨粗鬆症が原因のことが多いです。
 骨の健康のためには、乳製品や大豆製品・小魚などに含まれるカルシウムが重要ですが、それにプラスして、カルシウムの吸収を促進する鮭や秋刀魚・カレイなどに含まれるビタミンDやほうれん草・小松菜・ブロッコリー・キャベツなどの緑黄色野菜に含まれるビタミンKなど、エネルギーと栄養素を過不足なく摂取することが大切です。
 冬場なら30~1時間の日光浴、夏場ならば30分程度木陰で過ごしたりして、紫外線を浴びることでもビタミンDは身体内でつくられます。負荷がかかると骨を造る細胞が活発になるため、階段の上り下りやウォーキング、筋肉トレーニングなども効果的です。また、40歳を過ぎたら定期的に骨密度検診を受診し、骨量測定でご自分の体調を知っておくと安心です。

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