加齢と熱中症(2025年7月)

食事で1日の水分量の40%が摂れるため、一日三食、しっかり食べるよう心がけてください。口の渇きを感じにくくなっていたり、体液量や血液量が若い頃より少なくなっているため熱の放散能力が低下している方も多く、こまめな水分補給を忘れずに。汗をかいた時は、スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料を飲むことで、水分の吸収もスムーズになります。
日頃から運動習慣を持つことや、質の良い睡眠の確保を意識すると、暑さに負けない体力の保持につながります。就寝の1~2時間前までにぬるめのお湯で入浴することで、自律神経を整え良質な睡眠につながります。寝ている間にも水分が失われるため、寝る前にコップ一杯の水をのみ、枕元には飲料を置いておくと安心です。エアコンを活用し、室内温度は28度以下にし、通気性の良い衣服を着ることも予防につながります。