がん検診について

大腸がん検診

大腸がん検診は毎年受けましょう

大腸がんは男性の10人に1人、女性の12人に1人が罹り、がんの死亡原因の男性で2位、女性では1位の身近な病気です。ただし、早期発見・早期治療で完治できます。

便潜血反応検査は2日分の便を採取し便に混じった血液を検出する検査で、死亡率を下げることのできる科学的根拠のあるがん検診です。毎年受診することが大切です。

郵送式大腸がん検診のご案内

当組合では郵送で検査できる大腸がん検診(便潜血検査)を年度内1回無料で30歳以上の方に実施しています。下記の申込フォームまたは電話(03-5828-7292)にて、本部保健事業部にお申込みください。検査容器が届きましたら、採便して指定検査機関(東京食品技術研究所)に郵送すると、検査結果がご本人宛に返送されます。

乳がん検診・子宮がん検診

乳がんが増えています

食生活の欧米化や女性のライフスタイルの変化により乳がんが増えています。発病のピークは40代後半で、死亡は50代後半が1つのピークになっています。社会的にも責任の大きな世代です。2年に1回は乳がん検診を必ず受けましょう。
人間ドックを受けるときにはマンモグラフィまたは超音波検査を併せて受けましょう。

マンモグラフィ(乳房X線撮影)

マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことで、乳房を挟んでX線写真を撮り、異常を見つけます。

乳房超音波検査

超音波検査とは機械を直接乳房の上に乗せ体表より超音波を送り、体内の組織からの反射波(エコー)を画像としてうつしだし、異常を見つけます。

乳がん自己チェックのポイント
  • 乳がんは自分で発見できます
    月経終了後1週間前後くらいに、閉経後の人は毎月日を決めて調べましょう
  • 視診は明るい部屋で
  • 気になるしこりがあれば「乳腺外科」を受診しましょう

子宮頸がんの早期発見のために

子宮頸がんは20歳代後半から増加しはじめ、特に30~50歳代で多くなります。最もがんに近い前がん状態を含めると、20歳代と30歳代の女性では最も罹る人が多いがんです。

子宮頸がんの発生はヒトパピローマウイルスの感染が関連しています。数年から数十年の時間をかけて、前がん病変を経て子宮頸がんになりますが、早期に発見して治療することにより、亡くなることを防ぐことができます。

子宮頸がん検診は2年に1回は受けることを推奨されています。人間ドックを受けるときに併せて受けましょう。